60代、70代の初めてのスマホ。シニア向けiPhoneの初期設定を教えます。

こんにちは。みたみなです。
見に来て下さり、ありがとうございます。
私の父がガラケーを水没させ、iPhoneに機種変更しました。
その1週間後、父のiPhoneが羨ましくなった母もガラケーからiPhoneへ・・・
短い期間に2台のiPhoneを設定し、使い方を教えました。
今回は、私が60代と70代の両親のために行ったiPhoneの初期設定をご紹介します。
iPhoneを選択した理由
らくらくホンやAndroidの選択肢もありましたが、以下の理由でiPhoneを選びました。
・シンプルな作りで、操作が簡単
・必要なアプリはAppleストアからのインストールできる(安心感)
・きれいな写真が撮れる
キャンペーンで本体が安かったので、iPhone11 128GB(約8,000円程)に決めました。
私自身はAndroidユーザーですが、iPadを使った経験があるので両親のサポートは問題ありません。
シニアのデビュースマホを選ぶ際は、サポートされる方の得意な機種をお勧めします。
サポートされる方が慣れていない端末だと、大変だと思います。。。
iPhone11の初期設定
AppleIDを取得
AppleIDは機種変更時にショップで教えてもらいながら、実施するようです。
今回は、私が管理したいので案内をお断りしました。
一緒に契約に同行される方でAppleIDの作成からサポートされる方は、あらかじめ店員さんに「AppleID作成の案内は不要です」と伝えておいた方がいいと思います。
両親の時は、ちょっと席を外している間に話が進み、「なんかID決めてって言われているんだけど・・・」という状況になっていました。
もちろん、ここで「ID作成は不要です」とストップをかけました。
私の管理を楽にするために、AppleIDの作成は、@icloud.comのメールアドレスと Apple ID を同時に取得する方法で進めました。
@icloud.comのメールアドレスと Apple ID を同時に取得する場合は、iPhoneからしかできませんでの注意してください。
AppleIDの作成はパソコンからもできますが、「AppleIDを作成」画面にあるメールアドレス欄には、末尾が@icloud.com、@me.com、@mac.comのメールアドレスは使用できません。
@icloud.com のアドレス取得までの方法は以下になります。

1.ホーム画面の「設定」アイコンをタップし、「iPhoneにサインイン」をタップする
2.「Apple IDをお持ちでないか忘れた場合」をタップする
3.「Apple IDを作成」をタップする
4.名前と生年月日を入力し、右上にある「次へ」をタップする

5.「メールアドレスを持っていない場合」をタップする
6.「iCloudメールアドレスを取得する」をタップする
7.メールアドレス部分に希望のアドレスを入力し、右上にある「次へ」をタップする
8.「XXX@icloud.comを作成しますか?」と確認メッセージが表示するので、問題なければ「メールアドレスを作成」をタップする
9.パスワード設定画面表示するので、パスワードを入力し「次へ」をタップする
ここまでが@icloud.comアドレスを取得する手順です。
この後は、電話番号での認証や、利用規約の同意画面が表示します。
画面の指示に従って進めてくださいね
テキストサイズを変更する
初期のテキストサイズでは、両親には文字が小さいので大きくしました。
メニュー : 設定 > 画面表示と明るさ > テキストサイズを変更
さらに文字を大きくする
父の場合は、「フォントサイズを変更する」で設定した大きさでOKでした。
母は、「もっと大きくしてほしい」と言われたので、さらに大きな文字サイズに変更しました。
メニュー : 設定 > アクセシビリティ > 画面表示とテキストサイズ > さらに大きな文字

1.ホーム画面の「設定」アイコンをタップし、「アクセシビリティ」をタップする
2.「画面表示とテキストサイズ」をタップする
3.「さらに大きな文字」をタップする
4.「さらに大きな文字」をONにする
5.画面下部に文字サイズを変更するスライダがあるので、希望の大きさにスライドする
文字を太くする
もっと見やすくするために表示文字を太くしました。
メニュー : 設定 > 画面表示と明るさ
画面を拡大表示にする
アプリアイコンや文字などを大きく表示できる機能です。
個人的には表示に大きな変化はなく気持ち程度と感じました。
ですが、せっかくの機能なので有効にしました。
メニュー : 設定 > 画面表示と明るさ > 表示
アプリ内の課金を禁止する
アプリのインストールは無料だけど、機能を増やしたり、アイテム使うために課金が必要なアプリがあります。
購入前にメッセージが表示するので読めばわかるはずですが、パソコンやスマホで表示されるメッセージって、なぜか、読まないで「はい」ってするんですよねぇ~
そんな誤購入を防ぐ設定です。
メニュー : 設定 > スクリーンタイム > コンテンツとプライバシーの制限

1.ホーム画面の「設定」アイコンをタップし、「スクリーンタイム」をタップする
2.「コンテンツとプライバシーの制限」をタップする
3.「コンテンツとプライバシーの制限」をONにする
4.「iTunesおよびApp Storeでの購入」をタップする
5.「App内課金」をタップする
6.「許可しない」をタップする
本体の傾きによるスリープ解除をOFFにする
iPhone を手前に傾けて見るだけで、自動的にスリープが解除されロック画面が表示する機能です。
iPhoneを持つだけで、ロック画面が表示し煩わしいので解除します。
メニュー : 設定 > 画面表示と明るさ
モバイル通信設定(Wi-Fi環境以外での通信制御)
自宅にはWi-Fi環境があるので、パケットを気にしなくてもOKですが外出時は気にする必要があります。
「注意してね~」と言っても注意できるものではありませんので、モバイル通信設定で外出時の通信制御をします。
モバイル通信とは・・・
携帯電話会社が提供する回線を使ってインターネットに接続する方法で、パケット通信とも呼ばれます。
ホーム画面のアイコン配置
iPhoneにもいくつかデフォルトアプリがインストールされていますが、私の両親は利用する予定がありません。
利用しないアイコンがホーム画面にあると紛らわしいので、ひとまとめにします。
ホーム画面には、利用するアイコンが表示するように設定しました。
私は、「デフォルトアプリ」というフォルダを作成しその中に利用しないだろうアプリを移動させました。
インストールしたアプリ
「今は、電話とメールだけができればいい」と言っていましたが、2つのアプリをインストールしました。
LINE
家族や友人との連絡手段をキャリアメールからLINEに変更してもらいました。
万歩計
iPhoneの初期アプリにあるのですが、使いやすい万歩計に変更しました。
健康的に老後を過ごしてもらおうと思っています。
その他の設定
その他の設定として、
・ キャリアメールの設定
・ 連絡先の移行と編集
をしました。
キャリアメールの設定は各社が設定方法を公開しているので、そちらを参考に設定してください。
分かりやすくまとめられています。
ドコモの場合は、機種変更時に手順が記載されたパンフレットがもらえます。
連絡先の移行作業は、機種変更時に依頼すれば実施してもらえます。
父の場合は水没だったので、当然できませんでした。。。
過去のバックアップから必要な情報を手入力で反映させました。
最後に・・・
いかがでしたでしょうか?
文字や画面の見やすさ、アイコン配置の変更など、ちょっとしたことで使い勝手がよくなります。
この記事が、これからスマホデビューを考えている皆さんやサポートされる皆さんのお役に立てたらうれしいです。