「AOMEI Backupper Standard」でパソコンの丸ごとバックアップを取る方法

こんにちは。みたみなです。
見に来てくださり、ありがとうございます。
パソコンが起動しなくなったり、ハードディスクのトラブルに備えてパソコンのバックアップを取っていますか?
パソコンは前触れもなく、突然、故障することがあります。
例えばハードディスクが故障すると、部品を交換して、OSを再インストールし、ソフトウェアを1からインストールしなければなりません。
そんなことになったら時間がかかって困りますよね~
そこで万が一に備えて、バックアップをしませんか?
バックアップはだれでも、簡単にすることができます。
またパソコンの故障時はOSの再インストールより早く復旧することができます。
おすすめのソフトは「AOMEI Backupper Standard」です。
今回は、「AOMEI Backupper Standard」を使ってパソコンの丸ごとバックアップを取る方法をご紹介します。
ファイルのバックアップ方法はこちら↓でご紹介していますので、よければご覧ください。
準備するもの
以下の準備をしてください。
・外付けハードディスク
・USBメモリー
丸ごとバックアップを取る場合は、パソコンにバックアップを作成することはできません。
外付けハードディスクが必要となります。(できれば、「バックアップ専用」とすることが望ましいです。)
私はこんな感じの2TBの外付けハードディスク(SSD)を使っています。
バックアップを復元するときには、起動ディスクが必要となります。
USBメモリーに起動ディスクを作成するので準備をしてください。
こんな感じの安いもので十分です。
「AOMEI Backupper Standard」のダウンロード
以下のメーカーサイトからダウンロードできます。
AOMEI Backupper Standard
https://www.aomei.jp/download.html#ab

サイトにアクセスし、「ダウンロード」ボタンをクリックしファイルを保存してください。
Vectorや窓の杜からもダウンロードできます。
Vector:https://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se502086.html
窓の杜:https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/aomeibackup/
「AOMEI Backupper Standard」のインストール
「AOMEI Backupper Standard」のインストール方法です。
以上で、インストールの完了です。
起動ディスクの作成
パソコンが起動する状態であれば簡単に復元できます。
パソコンが起動しない場合は、起動ディスクを使って復元作業をしなければなりません。
前もって作成する必要があり忘れないためにもこのタイミングで、起動ディスクを作成することをおススメします。
起動ディスクは「空のDVD-R」または「USBメモリー」に作成することができます。
最近のパソコンはDVDドライブが搭載されていない製品があるので、ここでは「USBメモリー」に作成する方法をご紹介します。
既存のUSBメモリーを利用する場合は、USBメモリー内にあるデータのバックアップを取ってください。
起動ディスクを作成すると、中に保存されているデータは消えます。

1.USBメモリーをパソコンに差し込む

7.インジケーターが100%になったら作成完了。
ジョブにて起動ディスクの作成に成功していることを確認し、「完了」ボタンをクリックする。
※ 起動ディスクの作成に失敗していた場合は、もう一度作業を行ってください。
以上で、起動ディスクの作成が完了です。
USBメモリーにラベルを付けて、いざという時に探せる場所に保管してくださいね。
バックアップを取る
「AOMEI Backupper Standard」でできることは以下になります。
・パソコンの丸ごとバックアップ
・増分バックアップ
・スケジュールによるバックアップ
・ファイルのバックアップ
・バックアップしたOSイメージの復元
ファイルのバックアップは「FreeFileSync」を使っているので、AOMEIではしていません。
丸ごとバックアップ(フルバックアップ)
Cドライブにインストールされている、Windowsやアプリケーション等のパソコンが正常動作するのに必要な情報をバックアップする、システムバックアップの方法をご紹介します。
初回は、このバックアップを実施してください。
以上で、丸ごとバックアップ(フルバックアップ)の完了です。
増分バックアップ
フルバックアップをした後、時間が経つとWindowsUpdateやアプリケーションの追加等によりパソコンの中身も変化しますよね。
AOMEIは、一度、作成したフルバックアップに対して、増えた分のバックアップを行うことができます。(増分バックアップ)
※差分バックアップの機能もありますが、無償版では提供されていません。

増分バックアップのイメージです。
9/1にフルバックアップを取った場合、9/3は増えたオレンジ色のデータを増分バックアップとして取得できます。
9/5は9/3からさらに増えた青色のデータが増分バックアップとして取得できます。
このように増分バックアップは、変更点や追加分をバックアップする仕組みになります。
以上で、増分バックアップの完了です。
スケジュールによるバックアップ
バックアップスケジュールを設定し、自動的にバックアップを取得することができます。
以上でスケジュール登録が完了です。
バックアップの履歴を確認する
スケジュール設定による自動バックアップを行っている場合は、定期的に履歴を確認してください。
エラー発生によって、バックアップが失敗していることもあります。
バックアップに失敗していた場合は、原因追及もしくは新たにバックアップジョブを作成するなどして対処してください。
確認が終わったら、「はい」ボタンをクリックすると画面が戻ります。
バックアップのバージョン管理
フルバックアップに対して、増分バックアップが何回されているか確認することができます。
増分バックアップが多すぎると復元するときに大変になります。
フルバックアップのタイミングを考えるためにも、定期的に確認してください。
確認が終わったら「はい」ボタンをクリックすると画面が戻ります。
最後に
いかがでしたでしょうか?
「AOMEI Backupper Standard」でパソコンの丸ごとバックアップを取る方法をご紹介しました。
増分バックアップが増えすぎると、復元するときにたくさんの増分バックアップを反映させる必要があるので大変になります。
ご利用状況に応じて、フルバックアップを取るタイミングを考えて運用していただければと思います。